中国と関わりを持つようになったきっかけとこれまでの簡単な経緯

 

その①

2004年から中小企業家同友会という経営者の勉強会に参加をしていますが、2011年頃、立教大学の山口義行先生が、これからの時代は、日本企業が積極的に海外ビジネスに挑戦していく必要性があると話されていました。ところが、日本企業が海外ビジネスを行う場合にそれを支援できる弁護士等の専門家が少ないという問題点があると仰っていました。

確かに、弁護士の立場からみても、渉外案件は、外国語ができなければならず、外国法や外国の習慣などの知識が必要になるなど、参入障壁が非常に高いのです。

もともと私が弁護士を目指した原点は「困った人のお役に立ちたい」というものでしたが、その中でも、難易度の高い専門的知識を活かした仕事をしたいと思っていました。

それで、山口先生の話を聞いて「だったら自分が挑戦してやろう。」と思ったのが、中国関係の仕事を始めようと思った最初のきっかけでした。

 

その②

それまで私は中国語を勉強したことも全くなかったので、ひとまず、名古屋にある中国語学校に行き、0から中国語の勉強を始めました。そこで出会った中国人の先生は私が初めて関わる中国人でしたが、先生がとても良い方々だったおかげで、私は中国を好きになりました。これは私にとって幸運なことでした。

大連には2000年から事務所(代表処)が出されていたものの、2012年まで私は全く関与していませんでした。まだ中国語も全く話せない状態でしたが、ひとまず、2012年に初めて大連に行きました。不安もありましたが、大連事務所の中国人事務員や提携関係にある中国律師の先生と出会い、自分が大連事務所の4代目の首席代表になろうと決めました。

 

その③

それ以来、今日に至るまで、毎月、大連と名古屋を往復する生活をするようになり、Zビザも取得して大連でもアパートを借りるようになりました。大連はとても素晴らしい街で、中国では数多くの素晴らしい人との出会いに恵まれました。

2014年の秋には中国法務の業務経験を集中的に積むため、上海で2ヶ月間、錦天城律師事務所にて研修の機会をいただきました。

その後、日系企業の顧問業務や清算・破産などの撤退業務に加え、インバウンドの流れを受けて、大連に限らず、中国企業や中国人個人の方からのご依頼も次第に多く受けるようになりました。

2017年にはHSK(汉语水平考试)6級にも合格し、いつの間にか、毎日中国語を使って仕事をするようになりましたが、中国語学校には今でも通い、中国語の勉強を続けています。

 

その④

私は中国の大連に事務所という拠点を持ち、これまで8年にわたり、毎月、中国現地に行って仕事をしてきましたので、他の日本人弁護士と比べて、中国現地の実情や情報、実務経験に圧倒的に精通しているという自負があります。

また、中国人や中国企業の方とのお付き合いの経験も豊富なので、中国人の方の考え方や日本との習慣の違いなどにも習熟しており、かなりの中国通になっていると思います。

日本人弁護士で、中国語を使い、中国の現地の情報や実務に精通した弁護士は非常に少ないと思いますので、私はこうした自分ならではの専門的知識と経験を活かして、日中両国に跨がる法律問題のお困り事に積極的に取り組んでいきたいと思っています。

所在地が日本であると、中国であるとを問わず、また、日本企業、中国企業、日本人個人、中国人個人のいずれの方でも、日中双方に関係する法律問題については、お気軽にお問い合わせをいただければと思います。

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